2017年8月27日日曜日

個展のお知らせ

9月16日~24日まで月島倉庫株式会社旧月島営業所倉庫内で個展を開催します。
創業71年になる会社の創業地であるこの倉庫は再開発のために取り壊しが決まっています。
取り壊しの前に築70年にもなる倉庫内で彫刻展をするチャンスをいただきました。
蓄積した時間と古い倉庫建築は彫刻がなくても一見の価値があります。
その魅力的な空間を壊さないよう現在展示内容を試行錯誤しております。
皆様どうぞご来場ください。
 
東京都中央区勝どき4-14-22
13:00~18:00 会期中無休
 
 

2017年8月14日月曜日

展覧会のご案内

3か月ぶりの投稿です。
ご注文いただいた物やコンペ用、展示用の作品などを黙々と制作してました。
久しぶりに一息ついたので展覧会のご案内などしようと思います。
しかしいつも思うのですが、なぜ仕事は一気にやってきて僕を忙殺し
来ないときは心配になるほど全く来ないのでしょう?
これは自分のバイオリズムや放つオーラと関係があるのでしょうか?


グループ展です。



International Sculpture Group Tokyo & Seoul 2017
8月21日~9月1日 11時~18時半 日曜休廊、最終日17時まで
Opening party: 初日21日 17時~19時
ギャラリーせいほう
〒104-0061 東京都 中央区銀座8丁目10-7 1F
Gallery SEIHO
 
参加作家
(Korea)
Choi Sung Chul
Chung Kuk Taek
Kang Min Kyu
Kim Kyoung Min
Kim Yeon
Lee Sung Ok
Park Gun Won
Yum Si Kwon
Yun Jin Seob

(Japan)
池田 秀俊 Hidetoshi Ikeda
高野 浩子 Hiroko Kono
安部 大雅 Hiromasa Abe
平戸 貢児 Koji Hirato
芝田 典子 Noriko Shibata
菊地 伸治 Shinji Kikuchi
湯川 隆 Takashi Yukawa
(Taiwan)
Chia- ming Chang
(Portugal)
Mario Lopes
(Colombia)
Pablo Posada Pernikoff
(Singapore)
Yeo Chee Kiong

元々日韓交流展として10人程で始まった展覧会でしたが
人数も増え世界中の作家たちも参加するようになり結構な大所帯です。

僕は9月に個展も控えており(追ってご案内します)
その準備であまり会場には居られないかもしれませんが
どうぞ会場に足を運び今を生きる各国の彫刻家の成果をご覧ください。
よろしくお願いします。
 

2017年5月9日火曜日

最近のアトリエ

久しぶりの石割りです。
今回は僕が良く使うフィレンツェ産砂岩「ピエトラセレーナ」を割りました。


長さ約3m、一本で使いたかったのですがなかなかその機会もなく
今回オーダーをいただいた1mほどの彫刻に使うことにしました。


年々機械が巨大化していて体に堪えます。


一列に30㎝くらいの深さに穴を空けたら
このブログではお馴染みのセリ矢を入れてハンマーで叩いていきます。


僕のアトリエには大型の切断機がないのでこうして矢で割るのですが
それだとどうしても両端にロスが出るので1mの石を使うにしても
念のため2~30㎝多めに取って割らないとなりません。


今はこんな機械が欲しいです。(イメージ画像)
ここまで大型化すれば体への負担も減ります。

最近は僕が使う素材や石種も多様化してきました。
現在国産の石材を使う機会をいただいてる中で宮城県の稲井石を加工中です。


粘板岩といういわゆるスレートで木材のように目がはっきりしています。
その目に沿えば薄く大きな板を割り出せるため昔から石碑に使われる名石です。
とても美しい石ですが手での加工が非常に困難なので
破損のリスクなく深く彫りこむためにと購入したのがコアドリルという機械です。
(もちろん中古です)
写真の赤い筒状のダイヤモンドドリルが水を出しながら回転して石をくり抜いてくれます。
時間はかかりますが自重で勝手に降りていってくれるのでとても助かります。

これが終わると次は島根県の来待石という砂岩が待ち構えています。


先ほどのフィレンツェ砂岩にも似た美しい石です。
この石も初めて使うのでまずはどんな加工方法が有効かを探らないといけません。
どんな石なのか、楽しみでなりません。
多様な素材に対応するために、そして体をいたわり石のロスを無くすために
機材や重機を充実させねばと思う今朝でした。

2017年3月16日木曜日

石彫の現況2017

目黒区の現代彫刻美術館で開催中の「石彫の現況2017」
会期も残すところ10日ほどになりました。
これから行かれるという方もいるかもしれませんが自分の作品だけ公開しちゃいます。


と言ってもこの写真はアトリエでの制作中
カタログ用に間に合わず仕方なく撮った未完の状態のものです。
完成作品と展示場所の雰囲気はやはり実際に美術館へ行ってご覧ください。
建物をかなり意識してます。

他の出品作家の力作や野外と2階にある常設の彫刻も必見です。
今月26日まで10時~17時の開催です。
ただし21日は閉館、最終26日は16時半までとなっています。
どうぞよろしくお願いします。

http://www.museum-of-sculpture.org/

2017年3月14日火曜日

岡崎信用金庫モニュメント

昨年末から取り組んでいました岡崎信用金庫井田支店へのモニュメント報告です。
この度建物も新築された井田支店の正面、
大小5本の道が集まる交差点に向かって高さ3.5mの御影石モニュメントを作りました。


タイトルを「結 - 岐」・KEKKIとしました。
集結する過去と分岐していく未来の狭間にある今という点を表現しました。
地理的には勿論、歴史的にも人々の営みにとってここは時空を超えた交差点です。
岡崎市は何よりもまず徳川家発祥の地です。
江戸幕府を開いた家康公はまさに英雄として今でも尊敬されています。
徳川家の菩提寺である大樹寺には19歳の家康公が戦に敗れ逃げ込み
追手に囲まれて観念したところを住職に諭され、
平和な世を作ろうと決起したという言い伝えがあります。
KEKKIとローマ字表記したのはそのためです。

始まりは昨年の11月、このような絵を描いて提案しました。


ほとんど完成品と同じですがそれはこの原石ありきで立案したからです。


茨城県産の稲田石、今ではこのサイズの国産石はなかなかありません。
かなり前に山から切り出してあったものを購入させてもらいました。

12月中ごろから工場の機械で大きな部分を切り落とし
正月早々にまず補強のため2mのステンレス棒を埋め込みました。


今回の作品形状は途中がくびれて穴も開いているので念のための処置です。
その後はひたすらハンドツールで彫り進みました。


厳しい作業が予想されたのでお手伝いの学生さんをお願いしました。
写真に写っているのは彼ばかりですが僕もちゃんと仕事しました。

2月中旬ようやく貫通し形が出来上がりました。


ここからは時間が許す限り磨きです。
回転させる都合上屋根のないところでの作業となり雪の中でも磨きました。


そうして2月下旬、設置日を迎えトラックに積み込みました。いざ岡崎へ。


今回は遠方のため基礎形状などメールや電話でのやり取りばかりで
設置前日に初めて自分の目で現場の状況を確認しました。
作品を建てにするのもぶっつけ本番、久々にヘルメット被って本気モードです。



現場の準備も万全でクレーンオペの方も素晴らしくテクニシャンで無事設置出来ました。
冒頭の写真は設置直後、まだ土を被せてない状況のものです。

立案から設置まで4か月弱という長くはない時間の中で
工場の方々も手伝いの学生も現地の施工会社も皆さんよくやってくれました。
先日迎えた除幕式には制作側の人間は僕だけ参加しましたが
作るにあたってお世話になった沢山の方々を思うと気恥しいです。
何はともあれ、この作品が岡崎の方々に受け入れてもらえることを祈ります。

2017年2月18日土曜日

辰巳倉庫再点灯

2009年に完成しました江東区辰巳の月島倉庫。
完成当初は毎晩点灯していた照明を2011年
あの大震災以降、節電等を理由に中止していました。
しかしついに今月から金曜日の夜だけ試験的に点灯していただいています。


実に6年ぶりのライトアップです。
計画中から僕は夜間照明を付けなければオブジェの効果が半分になりますと
高価な照明器具やランニングコストの面で消極的だった方々に訴えてきました。
そうして設置していただいた照明器具でしたが天災人災が理由では仕方ありません。
6年間の暗闇から今ようやく夜の顔を取り戻しました。

繰り返しますが現状ライトアップは金曜日の夜だけです。
首都高速湾岸線辰巳ジャンクション付近から、
電車ではりんかい線新木場駅から東雲駅に向かって左側に見えます。
勿論直下から見ていただければなお嬉しいです。
是非お立ち寄りください。

https://goo.gl/maps/G1BaytbrY8K2

2017年2月2日木曜日

展覧会のお知らせ

2月4日より目黒区の現代彫刻美術館で展示があります。

彫刻に触れるにはとても良い美術館です。
是非この機会に皆様お越しください。

もう一つ、ミラノで行われる affordable art fair に出品します。

https://affordableartfair.com/fairs/milan

昨年展示しましたミラノの画廊 carte scoperte からの出品です。
3日間だけのアートフェアですがかなり大規模なもののようです。
こちらも是非よろしくお願いします。